トートバッグにフルカラー印刷をする際の、表現やデザインの注意点についてご説明します。レレカでは、範囲の狭いフルカラーに関しては「転写印刷」、全面のフルカラーに関しては「ラミネートバックにグラビア印刷」という印刷方法を採用しています。
転写印刷
転写印刷とは、専用のシートにデザインをインクジェット等で印刷したものを、トートバッグの表面に熱転写で貼り付ける方法です。
シールのようなものなので、印刷の端には枠ができます。
ラミネート印刷
ラミネートバックでの印刷では、トートバッグの全面にOPPラミネートを行い、OPPシートにグラビア印刷をしたものを貼り付ける方法です。
トートバッグの表面加工にはツヤのないのマット加工と、ツヤのあるPP加工の種類があり、お好みにあわせてお選びいただくことができます。
トートバッグ4色フルカラー印刷のメリット
トートバッグに4色フルカラーの印刷をする場合のメリットは、下記の2つになります。
- グラデージョンや濃淡のデザインも自由なので、布への印刷でも綺麗に印刷できます!
- ツヤ感があり、存在感抜群のデザイン表現が可能です!
発色がはっきりしているので、デザインの表現性が非常に高い印刷方法です。
トートバッグ4色フルカラーのデメリット
メリットもあれば、もちろんデメリット伴います。トートバッグに4色フルカラー印刷のデメリットはこちらです。
- ある程度ロットが大きくないと印刷できない技法ですので、小ロットの印刷賃が非常に高くなります。
- シルク印刷と比べると、納期がかかる印刷方法となります。
- サンプルの校正代金が高くなります
印刷賃・納期の関係で、小ロットの場合はシルク印刷での製作をお勧めしています。
またサンプル代金も通常のシルク印刷なら5,000円程度〜可能ですが、転写だと30,000円近くかかったりと、印刷の違いによりサンプル代金が大きく異なります。
転写印刷、ラミネート印刷の色数について
トートバッグ製作の場合、単色の印刷の時は納期・印刷代が優れるシルク印刷を採用します。グラデーション表現や4色フルカラーの複雑な印刷の時には、転写印刷やラミネート印刷を採用します。
両面印刷
同じ柄であっても両面に印刷をすると、それぞれに色数がかかる計算になります。よって両面印刷と片面印刷ではお値段が変わってきます。
また、印刷範囲によっても値段が変わるため、見積時にどれぐらいの範囲に印刷を希望するのかお伺いをしています。
トートバッグへの転写印刷、ラミネート印刷について少しわかっていただけましたか?
印刷範囲によっても値段が変わりますので、RERECAオペレーターにデザインを見せていただければ、明確なお見積をさせていただきます。